実家の大ばあちゃんが息子にお菓子をあげすぎるので困る。

息子はイヤシイのでお菓子を見せれば寄ってくるため、
顔を見れば時間を気にせずに顔より大きい塩せんべいなんかを食べさせる。
私も子どもに間食は一切ダメ！なんて言うつもりはもちろんないけど、
「こんなもん食べたうちにはいらん」と言って際限なく与え続けるのには
閉口していて、また息子ももらえれば食べ続けるので困っていたのだった。

大ばあちゃんの時代には何食べたってそんなに体に悪いものはなかっただろうけど
その感覚で添加物の入った味の濃いお菓子を1歳児にあげるのはやっぱりよくない。

今日帰り際、20時も過ぎたような時間にまたあられをあげようとしたので
さすがに取り上げたら息子が泣いてしまって、「かわいそうに！」と責められた。
確かにおいしそうなものを見せるだけ見せて、食べられなかった息子はかわいそう。
でも欲しがるからといってなんでも与えるのは愛情ではない。
というかお菓子を見せたらほしがるのは当たり前。
息子からねだったわけではないんだから
はじめから見せなければかわいそうなことにはならないのだ。

なんだか私がいじわるでやってるみたいに言われて、
息子も泣いてるし、不覚にも私も泣いてしまった、そんなことで。
こどもですね。

家に帰ってからダンナにグチった。

「ウチでだって3時のおやつ以外はなるべく間食させないようにしてるのにさー！
今日だって結局お菓子でおなかふくれちゃって夕飯ほとんど食べなくてさ、
でも大ばあちゃん『あれあんまり食べとらんねぇ』とかしれっと言うんだよ
あんたがお菓子やりすぎてるからだっつーの！
それで私がやめろって言えば年寄りの楽しみ奪って、とか言って拗ねるんだもん
説明して素直に聞く人じゃないしさー、どうすればいいのもー！」

ダンナは冷静に答えた。

「そんなの大ばあちゃんが言ってるだけなんだから、受け流せばいいじゃない、
他の誰も、あなたがいじわるでいっくんにお菓子をあげないなんて思ってないんだから。
子育てしてた時代が違うから今の事情を言葉で説明したってしょうがないんだし。」

「…それはわかってるけど、でもほっといたらお菓子あげ続けちゃうじゃん」

「その時は大ばあちゃんのいないところで取り上げるしかないんじゃないの」

「それはそうなんだけど…」

「それより、実家でいきなり泣いたりするのはよくないよ。
ばあちゃん（私の母）だって嫁って立場上、大ばあちゃんに注意できないし、
いっくんだって何事かと思って心配するでしょ」

「……」


ダンナの言うことはすごく正しい。
私もそれは理解できる。
90過ぎのばあさんのする事にいちいち目くじら立てる私が小さいのだ。


…


…

そうなんだけどもさぁ〜っ！！(｀皿´;)ムキー


男性はこういう時に冷静に対処法とか改善策なんかを提案してくれる。
でも女はそんな答えが聞きたくて話をしてるわけじゃない。
はっきり言ってしまえば、結論なんて出なくても別にいいのだ。
ただ、なんだろうな、話を聞いて共感して欲しいだけ、っていうのかな。
そんで「そうなのよ〜でもまあしょうがないんだけどね〜」って言えば
気が済んじゃうのだ。単に誰かにグチを聞いてほしいだけ。



男性のみなさん。


奥さんが育児のよもやま話を始めたら、何が言いたいのかサッパリ分からなくても
（オンナのこの手の話はたいてい何が言いたいかわからないものです）
ひとこと「そうか。おかあさんも大変だね」とだけ言ってあげてください。
きっと奥さんはそれだけでちょっとスッキリした顔になるはず。

頭なでなでもオプションにつけてあげるとモアベターです。

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